株式投資初心者がぶつかる疑問を解決！テクニカル分析！VIX（恐怖指数）って何？

株式投資を始める際にぶつかる疑問をわかりやすく解決します！
今回のテーマはテクニカル分析においてとても重要な「VIX（恐怖指数）ってなに？」です♪

VIXってそもそも何のこと？

VIX（恐怖指数）とは米国株安の警戒を反映する指標です。
シカゴ・ボード・オプション取引所が米国株価指数S&P500を元に算出しています。
S＆P500先物オプション取引の数値から算出し、市場が今後30日でどのような変動を見込んでいるのか反映した指標となります。

詳しい算出方法は下記になりますが、詳細に理解するメリットはそこまでありません。
それよりもまずはVIXの値をどのように使うかどうかが重要です！

VIXが高い、低いってどういうこと？

VIXはSP500が今後30日で株価が激しく動くか？といった予想変動率を反映したものです。
このことから分かるように株価急騰、暴落のどちらの予想が強まってもVIXは上昇します。
しかし、株式市場は急騰よりも暴落の方が起きやすい性質から基本的にVIXが高い時は株価の下落を示唆することが多いです。

VIX基準
標準：10〜20
警戒：30以上
パニック状態：40以上

過去の経済危機（リーマンショック/コロナショック）
におけるVIXの推移

リーマンショックにおけるVIXとS＆P500株価推移

コロナショックにおけるVIXとS＆P500株価推移

VIXが上昇するとS＆P500の株価が暴落トレンドに入っていることがわかりますよね汗
株式市場が落ち着いている際にはVIXは10～20の間で推移していますが、投資家の恐怖心理が強くなりVIXが30を超えてくると、株売りが始まります。
VIX＝投資家の恐怖心が高いということであり、リスクOFF相場となります！
それにより株を慌てて売却する連鎖が広がりやすい相場となることが多いです。

VIXの活用方法

上記でお話しした通り、VIXの変動を見ることで株式市場の下落や上昇のタイミングを見極める一つの指標とすることができます。
しかし、一つの指標で上手くいけるほど世の中甘くありません！

VIXとMACDと私

VIXがどのような動きをするか予測することが重要になります。
そのために用いるテクニカル分析ツールはMACDがおすすめです♪
株式市場の動向を予測⇨VIX活用⇨VIXの動向を予測⇨MACD活用という感じですね！
MACDの詳しい解説は個別にしていきたいと思います。

それではコロナショックにおけるVIXとMACDの動きから解説します。

上記VIX日足チャートのようにMACDが上昇転換するとVIXが上昇しており、MACDが下落転換すると、VIXも下落開始していることがわかります！
このように、VIXと共にその他テクニカル分析を活用することでVIXの先行き予想から株式市場の先引き予想をすることができます♪
その他にもRSIやパラボリック分析、ボリンジャーバンドなど有用なテクニカル分析がありますので、
そちらについても今後解説していきたいと思います！

VIX投資で株式市場暴落にリスクヘッジ可能
投資可能な証券会社は？

ここまで、解説したようにVIXは株式市場の暴落時に上昇する特徴があるため、VIXに投資を行うことで株式が暴落してもVIXの含み益は上昇することでリスクヘッジとなります。
国債、ゴールドなどでヘッジする目的と同様ですね♪

VIX投資が可能な証券会社

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